花粉症

花粉症とは

花粉症とは

花粉症は、スギやヒノキ、ヨモギ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉が原因となり発症する病気です。アレルギー体質の人だけが発症するわけでなく、大量の花粉にさらされ続ける環境にいることで発症することがあります。スギ花粉が有名ですが、スギ以外にも原因となる花粉はたくさんあり、原因を特定することで適切な治療につなげられる可能性が高まります。また、花粉により飛散される時期(季節)が異なりますので、原因を特定することで適切な時期に適切な治療を受けられることにもつながります。当院でも花粉症の治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

花粉症と風邪の違い

花粉症と風邪は、同じような症状が見られますが、症状として同じようなものでもよく見ると違いが見えてきます。たとえば、いずれも鼻水、くしゃみが見られますが、花粉症の鼻水では水の様にサラッとした鼻水が特徴です。一方、風邪の鼻水は、黄色で粘りがあることが特徴になります。また、くしゃみに関しても、原因となるものが鼻に入ると連続して出るのが花粉症の特徴で、1回から数回だけ出るのが風邪になります。また、花粉症ではアレルギー性結膜炎となり、目にかゆみが生じ、充血することがあります。このように、よくみると花粉症と風邪は異なり、適切な治療法が見えてきます。当院では、花粉症も風邪も診療しております。医師による適切な治療で早く改善していきましょう。

花粉症の原因

原因となる花粉(アレルゲン)に何年も接触していると体内には特殊な抗体が生まれます。その抗体が、アレルギー反応に関与している組織であるマスト細胞に付着することで炎症を引き起こします。その際に放出されるスタミンなど様々な物質が目や鼻の粘膜に付着することで花粉症が引き起こされます。
はるクリニック西小山では、1回の採血で32種類のアレルゲンについて調べることができます。漫然と抗アレルギー薬を飲むのではなく、一度ご自身のアレルゲンについて調べてみることをお勧めします。ご相談ください。

花粉症の症状

など

花粉症の治療・予防

主な治療として、「原因物質の除去と回避」「薬物療法」「アレルゲン免疫療法」「手術療法」が挙げられます。自身でできることとしては、出かける際は花粉症用のマスクや眼鏡を装着したり、ヒノキなどが生えている場所はできるだけ避けたりするようにしましょう。また、布団や洗濯物にも付着するのでしっかり払ってから取り込むようにしましょう。薬物療法はこれまで多くの薬が作られてきたので、当院では患者様の状態に合わせて最適な薬を処方します。薬によっては、眠気などの副作用がひどく、服用中に自動車の運転などに制限が生じるものもございます。まずは患者様の生活環境をお伺いし、適切な治療につなげられればと思います。お気軽にご相談ください。
はるクリニック西小山での治療は主に薬物による治療になります。血液検査で39種類のアレルゲンを検査可能です(自費で1100円程度、保険では300円程度)。院長も花粉症を持っており、眠気対策も含め、自らの経験をもとにアドバイスさせていただいています。

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